生きてるよ
短いけど最近読んだ漫画の話でも
・銭ゲバ
しょっぱながこれか
銭のためなら何でもする主人公というより、銭のために人を殺してしまったので引っ込みが効かなくなっている哀れな男。人を殺して成り上がり、金を手に入れたその先で想像した幸せが、ごくありふれた、普通の家庭であり、ついに手に入れられなかったのが悲しい。
・連ちゃんパパ
つぎがこれか
パチンコ依存症の男の末路、出てくる人間がだいたい最悪で、相対的に借金取りの男が善人に見える(悪人ではあるが善悪をきちんと判断したうえで悪をやっている)。しかも絵柄が釣りバカ日誌みたいな感じなのもあり、後味が悪い話でもするすると読めてしまい過剰摂取を引き起こすかなりえぐい作品。こんなカスのことを他人事だと思いたいが、邪悪なカス野郎でも全部が全部悪の人間ではないので他人事と切り捨てきれないのがなんとも…。銭ゲバが最期まで手に入れられなかったものを全部持ってるのふざけんじゃねえぞお前…。
・双角カンケイ。
癒し枠(相対的)
狂人と犯罪者が多いきらら漫画。その場しのぎの天才の主人公がどんどん泥沼になっていき取り返しがつかなくなるので、読んでてどんどん苦しくなる。狂人の主人公がロビンマスクもびっくりのトンデモ理論で犯罪者を論破(?)するシーンは大笑いした。最終的に主人公たちの願いがかなったのでハッピーエンドだと思います。
少し癖の強い漫画を読みすぎたので元々買ってたスクールゾーンとか購買のプロキオンとか読んで心をなだめてたよ。やさしいものを読んで脳を守ってね。