ワクワク不動怪獣日記

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ウルトラマンZ前半戦感想

皆さんこんにちは

 

本日放送されたウルトラマンZがちょうど折り返しということもあり、簡単な感想記事を書いてみることにしました。

 

・設定&お話

全体的に非常に楽しめるウルトラ作品だと思います。久しぶりの防衛チームメインで話が進むウルトラマンということもあり、分析&特空機で怪獣に対処→それでもどうにもならないときはウルトラマンの力を借りよう!というフォーマットがとても自然に受け止められます。次々と現れる怪獣を退治する楽しいお話を続けてから、実は怪獣にも事情が…と考えさせてくる緩急のつけ方も見事です。特に「頭では怪獣を退治しなければならないことはわかっているが、レッドキングの親に父親を一度重ねてしまったためトラウマとなりいざとなると体が動かない」というリアルさやそれに対して「すぐには答えは出ないけれど、Zも一緒に考えてくれる」というこれからの方針を見せてくれたのも非常に誠実な見せ方だと思います。Xやコスモスの世界のように怪獣と共存する現実的な手段がなく、そこで怪獣の命を奪う責任を背負わなければならないという人命を守る以外の防衛チームの責任の話に持って行ったのもかなり好きです。…このあとベリアルの生首どうでてくるんだろう。

 

・キャラクター

日本語が怪しく若干無礼だが元気なゼット、熱血漢のハルキ、先輩パイロットとしてハルキを導くヨウコ、マッドな気質もある科学者のユカ、なぜか隊長をやっているジャグラスジャグラーと個性豊かな面々が揃っています。豊かだな本当に。オーブの宿敵として立ちふさがったこともあるジャグラーですが、今作ではウルトラマンに対する複雑な感情が見え隠れする一方で、隊員の身を案じて声を荒げたり、助けに入ったりと、ストレイジという組織に愛着があることも見せており今後の行方に注目です。ゼットとハルキはウルトラの常識と人間の常識が食い違うシーンなどコミカルな描写も多くなかなかいいコンビで見てて楽しいですね。

 

・特撮面

かなりの高水準でまとまっています。元から特撮技術に関しては高水準で安定している最近のウルトラマンですが、一話のゲネガーグの爆発をバックに着地を決めるシーンや、ペギラとの空中戦、スカルゴモラ戦の見上げアングルからの高速戦闘で巨大感とスピードを両立させる撮影など、さらに進化していると言えるでしょう。

 

・怪獣・宇宙人

大雑把にわけると、地球に元からいる怪獣(ゴメス、ゴモラレッドキング等)、宇宙等よそからやってきた敵(ゲネガーグ、バロッサ星人、ギルバリス等)、ライザーにより生み出される融合怪獣(ゼッパンドン、スカルゴモラ、ファイブキング等)に分けられると思います。新規怪獣は今のところゲネガーグ、バロッサ星人、グルジオライデン(トライキングやエリマキテレスドンは微妙なライン)と数が少ない印象を受けますが、特空機セブンガーとキングジョーストレイジカスタムやジードギャラクシーライジング等を考慮すると、新規スーツの数自体は大幅に減っているというわけでもないのかもしれません。カブラギの操る怪獣に新規怪獣がいないのでそこはだれか追加してほしいですね(ベリアル融合獣より強いやつ、いる?)。

 

 

・今後

カブラギが基本的に優位に立ちまわっているシーンが少ないので今後どのように主人公の前に立ちふさがるのか、ジャグラーは何を考えているのか、ジードやゼロはまた出てくるのか、ベリアロクis何等楽しい要素がまだまだ残っており、前半戦の楽しさがそのまま盛り上がっていきそうな今後に期待ができますね。

 

 

それではこのあたりで

 

キエテカレカレタ…