ワクワク不動怪獣日記

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ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀 エピソード10(最終回)感想

ついに最終回、ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀の感想記事です。


Episode 10 (終)『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』日本語版 -公式配信-【ウルトラマン】

 

ウルティメイトシャイニングゼロとタルタロスが激闘を繰り広げる一方、タイガはトライストリウムに変身し、宇宙恐魔人ゼットに勝負を挑みます。その様子を見てメビウスは「最後まであきらめず、不可能を可能にする、それがウルトラマンだ!」という台詞を投げかけます。メビウスの決め台詞のようなものですが、かつては自らを奮い立たせるために使われていた言葉を、弟弟子へ投げかける言葉として使用したこと、それを見た80がよい「生徒」を持ったなと声をかけるのも含めて、メビウスの成長を感じられる台詞です。ウルトラマンゼットも加勢し、次々と必殺技を決めて最後に新技、レインボーストリウムバーストを決めて宇宙恐魔人ゼットを倒します。ヒロユキ無しでもトライストリウムになれるようになったトライスクワッドの成長が感じられる良い一戦でした。ゼットも初めての実戦にしては大健闘なのではないでしょうか。

 

ゼロの方は体力のしょうも王が激しすぎるせいか苦戦しており、タルタロスはユリアンを捕まえ、「光の国をアブソリューティアンの第二の母星とする」という目的を明かし、ユリアンを攫って姿を消してしまいます。さらに光の国では狂暴宇宙鮫ゲネガーグがゼットライザーを強奪するという事件(ここからウルトラマンZ一話へつながる)が発生し、ゼットとゼロはゲネガーグを追い、ウルトラリーグの面々とトライスクワッドは仲間を集めながらアブソリューティアンと戦う覚悟を決めます。そして攫われたユリアンは謎のウルトラ戦士のような人物と出会い…。

 

ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀はここで完結します。次回作も決定しており、おそらくはアブソリューティアンとの戦いが今後のウルトラギャラクシーファイトシリーズのテーマとなるのでしょう。最後に登場した謎のウルトラ戦士、セブン顔のように見えるので並行同位体ウルトラマンゼロか、あるいは新作ウルトラマンの新ウルトラマンのどちらかだと思いますがまだ確証はないですね。

 

さて全体的な感想ですが、1話10分ちょっとという尺の中でこれでもかというほど見せ場を作り、ウルトラ兄弟やゼロはもちろんのこと、マックスやネオス、ジョーニアスにアンドロメロスといった最近の映像作品では出番の少なかったヒーローたちも活躍した豪華なヒーローショーといった趣で非常に楽しかったです。ゼノンやウルティメイトシャイニングウルトラマンゼロのようなサプライズも良かったですね。また並行同位体として今後も敵として立ちふさがりそうなベリアルとトレギア、人気のあるキャラクターでしたから再登板もあり得るとは思ってましたが、本来の時空の二人はもう死んだということで並行同位体にしたという采配はいい具合だと思います。

 

では次回作を楽しみにしつつこのあたりで。