冒頭でニュース番組の中で既にウルトラマンが現れ怪獣と戦っている世界線である事や、主人公のユウマくんが所属するチームであるSKIPが怪獣退治をやる組織ではないことを序盤のユピーの電話対応で明言しつつ、実際怪獣が出現した際には被害を最小限に食い止めるため現場に出て活動する方針だという事を、防衛軍からの出向である石堂さんからの疑問の形で説明したりと非常に丁寧な印象を受けました。分所なので人員は少なめ、戦車や戦闘機は出撃し怪獣の対処をしている等、一時期のニュージェネのような防衛軍主体ではないウルトラマンでありつつも世界観設定が堅実ですね。新人ながらも頑張るユウマや嫌味さもない穏やかで誠実な人物だがコーヒーが無いと様子がおかしくなる石堂さん等のキャラ紹介も無理なくこなし今後にも期待が持てる一話でした。
今回登場した怪獣は鎧甲殻獣シャゴン、電撃に三日月状の甲殻スラッシュ、首を伸ばして吐き出す強酸など多彩な武器を持った肉食性の怪獣です。宇宙寄生生物ウーズに寄生されたことで炭酸カルシウムを欲するようになり、ウルトラマンアークと交戦しました。亀を思わせるフォルムのかわいらしさも感じるような外見の怪獣ですが普通に人間を捕食する厄介な怪獣というギャップがいいですね。ウルトラマンアークとの戦闘シーンが動画撮影の時間という導入で右上に経過時間が描写されカットも挟まずにワンカットバトルで終わったという挑戦的なものなのが目を引きました。シャゴンを爆発させてから飛びだしてきた巨大ウーズをアークアイソードで一刀両断し、辻本監督得意のアニメのようなパースで〆という決着の仕方も美しかったです。今年も楽しいウルトラマンが始まりそうで、大満足でした。
それではまた。