トレーナーの皆さん。
今回からはストーリーの感想になります。分量もかなり増えそうだしどうしようかな…と考えた結果、ルートごとに分けて記事を書くことにしました。というわけで最初はレジェンドルートの感想です。
前回はこちら
広大なマップを背景にしたタイトル。今作はこの世界を冒険できると思うと胸が高まります。
発売前に擦り過ぎたせいでなんかもうジワジワ来ます。実際は発売前の予想の100倍くらい愉快な人物だと誰が予想したでしょうか…。
先生方とそのポケモン達ですね。キハダ先生にタイム先生、クラベル校長にジニア先生とレホール先生。ブリムオンはサワロ先生のポケモンでピカチュウはセイジ先生のポケモンでしょうね………フワライドは?????
旅パ紹介記事でも触れましたがクワッスを選びました。御三家を三匹連れ歩いてから選択できるのが地味に良いですね。
長い付き合いになるコライドン、伝説のポケモンというよりデカい犬、かわいい。
レジェンドルートの主役、ペパー先輩です。コライドンに対してあたりが強かったり態度が悪かったりと第一印象はそこまで良くありませんでしたね、狙ってやがる。
CMで死ぬほど見たシーン。紹介動画だとパートごとにクラベルの服が切り替わってるのでめちゃくちゃじわじわ来ます。
ちょっとどや顔なのがじわじわ来る。
後の事情を考えると本当に余裕が無いだろうにこういう言い方ができるの、偉いですね…。
・岩壁のヌシ(VSガケガニ)
レジェンドルートの目的はひでんスパイスを回収すること、そのスパイスはヌシと呼ばれる巨大なポケモンがいる場所にあり、回収のために戦う必要があるとの事です。ジムバッジの回収、スター団の壊滅に比べれば趣味寄りだな…という印象はあるのですが…?コライドンがサンドイッチを食べて回復し、移動手段がパワーアップするのでこのルートを進めると移動が楽になるよ~という位かな…と思っていました。
最初に相手をするヌシは事前情報で公開されていたガケガニ、グラフィックの向上により崖に張り付いて移動する生態がよく表されていていいですね。レジェアルのキングを彷彿とさせる巨大なサイズが非常に良いです、スクショは撮ったつもりだったのですが見返したら無かったです(そんな…)。普通にクワッスで倒しました。
各ルートの区切りに写真があるのがいいですよね…。
・潜鋼のヌシ(VSミミズズ)
続いては潜鋼のヌシ、潜って逃げるので追いかけましょう。ヌシの正体は新ポケモンのミミズズ、鋼タイプです。ミミズモチーフですがなんか脚みたいなのが生えたり目と口があったりと面白い外見をしていますね。ウェルカモで普通に倒しました。
顔がめちゃくちゃゴンベ。
ここでスパイス回収の目的がペパーの相棒であるマフィティフを元気にするためという事が明かされます。割と早い段階で打ち明けてくれるのは好印象ですね。元気のない老犬のような雰囲気がとても切ない…。
それでもひでんスパイス入りのサンドイッチを食べて少し元気になり目が開きます、それを受けてのリアクションがこれ、余裕がなくなって口調が子供のそれになってるのが凄く心に来ます。待ってろ絶対全部のヌシ倒してスパイス回収して元気にしてやるからな…。
・大空のヌシ(VSオトシドリ)
steamで600円ぐらいで売ってそうなグラフィックについて褒めたさっきの俺が見たら泡を吹いて死にそうなゲームが始まったぞ!!
挙動の明らかにおかしい岩を避けてたら途中でエラー落ちして二度やる羽目になった結果スクショを撮り忘れて写真がほとんど残ってない、悲しいね。
コウノトリのゆりかごからあんなフォールガイズみたいなゲームしかけてくる害悪鳥を退治、レジェアルだったら死んでるからなあれ。
マフィティフも声を出せるようになり順調に回復している様子、良かったね。
・土震のヌシ(VSイダイナキバ)
周辺のモブからも言及がありましたがドンファンに似てはいるが見たこともないポケモンがヌシとの事。どんなポケモンでしょうか…?
…発売直前のCMにいた牙のデカいドンファン!!!!
ウィロー博士も驚くこの辺りでは見かけないポケモンの正体はイダイナキバ、スカーレットブックに記述のあるパラドックスポケモンと呼ばれる古代の時代に生息していたポケモンとの事です。
耐久が高く、ウェーニバルが倒されてしまったのでベラカスに交代、イダイナキバは格闘複合なのでそのまま倒しきってくれました。
順調に能力が回復するコライドンの一方で、今回はサンドイッチを食べてもあまり回復しなかったマフィティフ。その様子を見てスパイスを全部食べたら元気になるだろうと言い聞かせ、もしかしたらスパイスを食べてもマフィティフは元気にならないんじゃないかという不安をなんとか消そうとしているペパー先輩が痛々しくて見てられません。いざとなったらタンバシティまですっとんでひでんのくすりを…。
・偽竜のヌシ(VSヘイラッシャ&シャリタツ)
問題の回。
いやペパーの電話の時点で予感はあったんですよ…。なんか湖の周りいる寿司みたいなポケモンが喋ってる固定シンボルになってるし会話のバリエーションがやたら多いしでまさかな…と。私は早い段階で察しがついたからいいですけどこれ湖の周りとか探し回ってる人がいたらめちゃくちゃ怒ってそうですね。オモシレー!(シャリタツ)VSヘイラッシャは、旅パ紹介記事でも話しましたが水対策用のポケモンがいなかったので、ドオーに毒毒をしてもらって遅延行為を行い倒しました。勝てばいいんですよ勝てば…。
例え相方のヘイラッシャが倒されても自分もヌシであると奮起して戦いに臨むシャリタツの胸熱シーンです。3徹ぐらいして寿司屋で企画考えたのか?
「また一緒にボール遊びしよう」というあまりにも素朴すぎる願い。愛犬を老衰で亡くしたトレーナーにはぶっ刺さったんじゃないでしょうか。私はその経験はないのですが、ポケモンバトルしようとかではなく元気になったらボール遊びしようという言葉やこれまでのペパー先輩の仕草がマフィティフを家族として愛する者のそれ過ぎて涙腺を刺激されていたので、ここでびしょびしょに泣いてしまいました。
元気になったマフィティフがペパーのボールを拾って持ってきてくれるシーン、泣。
めちゃくちゃ取り乱して思わずころんじゃうペパー先輩…。コライドンと主人公が良かったねえ…って感じで目配せしてるところも好きです。
…え?ポケモン勝負?いや病み上がりの犬にそんな無理をさせるわけにも…バトル苦手だって言ってましたし…。まあそんなに言うなら…よし5体のヌシを倒した実力を見せてあげましょうか!かかってきなさい!
助けて!!!!病み上がりの犬に殺される!!!!!
マフィティフの相手をする予定だったウェーニバルがヨクバリスのサイコファングで致命傷を負い、全体的に自分より高いレベルの相手をヒーヒー言いながら倒していたら犬の高火力で凄い勢いでポケモンがやられていく大惨事に。ドオー、ウェーニバル、ベラカスが病み上がりの犬に殺される中、ノココッチのへびにらみでなんとかまひさせ、後続のデカヌチャンでなんとか倒しきりました…ハアハア…。おそらくシナリオ中で最も苦戦した相手になりますね。偽竜の寿司ヌシを何とか倒しきるぐらいの手持ちなら大苦戦を強いられるのがまた…。
そんなこんなでレジェンドルートクリア!最初は一番寄り道に近いどうでもいいルートかなあとも思っていましたが、純粋にポケモンを家族として接するペパー先輩の深い愛情とマフィティフとの絆に心を打たれる良いルートでした。第一印象があまりよくなかったですがそこからの人物掘り下げで一気に良いキャラに仕上げてきたのは見事ですね、マフィティフを看取ることも覚悟していたので無事元気になって良かったです。
さてレジェンドルートの最後に、ペパー先輩の親であるオーリム博士からエリアゼロ最深部に来てほしいと依頼を受けますが、もう二人ほどバトルに強い人と機械に強い人が欲しいとのこと、一体誰の事でしょうねえ…?オーリム博士はポケモン博士という立ち位置ではありますが図鑑開発はジニア先生、主人公を冒険へ導く大人はクラベル校長となっており、従来の作品の博士とはかなり立ち位置が異なります。連絡だけで姿も見せず息子のペパーともあまりうまくいっていないようですが…?
次の記事はスターダストストリート編です。