ワクワク不動怪獣日記

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【日記】ありがとうアニポケ【2023.3.24】


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アニメ「ポケットモンスター」シリーズが大きな、とても大きな一つの区切りを迎えた。サトシが主人公のシリーズがついに終わりを迎え、新たな主人公、登場人物を迎えた新シリーズが始まる。

 

正直な所ずっと一緒だと思ってた。

 

純粋に楽しんでいた時期、スレていてアニポケを斜に構えて見ている時期、見なくなっていた時期、また見始めた時期、色んな時期もあったけど、サトシは変わらず冒険を続けていた。子供の頃は大人になってもサトシは変わらないんだろうなって思っていた。まさか大人になってからこういう形でのお別れの時が来るなんて全然思ってなかった。

 

もちろんサトシが死ぬわけじゃない、カメラの視点が切り替わっただけで彼はずっと冒険を続けポケモンと出会い別れバトルを繰り返しているのだと私は確信している、その道中を見る手段を失っただけだ。でも寂しいものは寂しい、そもそも半年前まではお別れすることになるなんて覚悟は全然なかった。

 

それでも「めざせポケモンマスター」という1クールの期間を設けてくれたのは感謝しかない。「ポケットモンスター」のエピソードの中に「お星さまになったピィ」という話があった。天に帰ったピィとのお別れを受け止めるだけの時間をアンノーンが作ってくれる悲しくも優しいエピソード、私にとっての「めざせポケモンマスター」はこれだ。

 

そして覚悟を決めて見たい最終回だったが、今までのアニメポケットモンスターシリーズの最終回と構成はほとんど同じで、またサトシが旅に出るという終わり方だった。嬉しかった、蕾が花開き、最高のボロボロ靴を履き替えて彼らの旅は続き、カメラの視点が切り替わって新しいシリーズに続いていくんだというさわやかさを持っていて良かった。ピジョットが帰ってきてくれたのもすごく嬉しい。

 

これからもポケモンというコンテンツが前を向いて走っていくために、今の世代、将来の世代のためのポケモンを作るための決断だというのなら私はその志を尊重したい。私の事なんか気にせず前を向いて走り続けてほしい。本当にお疲れ様、ありがとう、楽しかったよ…。

 

それはそれとしてケンジの声がポケモンマスターズEXに実装されたボールガイと同じ声なのと氷の上にいるガントルでなんか面白くなってしまった、事故。