ワクワク不動怪獣日記

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漫画紹介第13回「はなまるスキップ」

皆さんこんにちは、漫画紹介記事だよ。

 

 

最近💮ぽかぽか💮と暖かくなってきたので、今回紹介するのは、はなまるスキップです。

 

まんがタイムきららで連載中の作品です、既刊1巻なのですぐ買おうね。

 

さてこの作品は、主人公たちが一応ピクニック同好会というくくりで活動はしているのですが、ゆるキャン△やスローループのようなアウトドアにフォーカスした漫画作品ではなく、あくまでそういう名前のグループで好き放題やる連中のギャグマンガです。絵柄は大変かわいらしいのですが全体的に毒の多いギャグが特徴ですね。あとは時事ネタをすぐ拾ってきたり、煽り文でほかの作品に衝突したり、天丼ネタの回収がうまかったりと新規作品ながらも安定感のあるギャグを繰り出してくるのは技量の高さを感じます。他にはやっていることのリアリティラインがやけに生々しく陰湿なのも特徴でしょうか。例えば、「実家をほっぽり出して10年以上AV女優の追っかけをしている父親」とかだと現実味が薄いので(めっちゃ屑だけど)割と笑える部類に入るように思いますし、「同級生を二階から突き落とす」とかだと普通に犯罪なので警察に捕まるという当然の結果が待っていますが、ピクニック同好会の悪党どもは「成績が低いことを延々と擦る」「委員長の等身大パネルを不法投棄したりゴミ扱いして燃やす」等、直接警察のお世話になることのない悪事を働いて、特に大きなお咎めもなく過ごしています。こうしてみると悪党がのさばる治安が最悪の漫画のように聞こえますが、委員長はまともな人格をしているのと生徒会選挙でちゃんと当選(主人公サイドが不正をしたのもあるけど)してる辺り、一応作品内での最低限の良識は保たれています。主人公サイドが不正をするな。

 

しかしいくら端から見てカスの集団だったとしても、彼女たちにはまぎれもない居場所であるというのは1巻ラスト付近の部員争奪エピソードなどを読めば一応描写されており、社会的にはカスとしてみなされるはみ出し者たちの居場所として機能しているのがピクニック同好会なのではないでしょうか。なのでピクニック同好会というくくりを守るためなら彼女たちは戦います、まあ目先の利益とか損得勘定がメインでは?と言われると否定しにくいのですが…。

 

またぞろ。やぼっち・ざ・ろっく!のように主人公やレギュラーキャラがが陰属性、はみ出し者、うまくいっていない者である作品が増えてきている中、はみ出し者無法者の集団であるピクニック同好会が、キャッチコピーで「これが令和の萌えだね!」とか大変図々しいことをしゃべっているのは、意外と正しいことを言っているのかもしれません。本当か?

 

はみ出し者の集団としての日常を大切にしているのか、単なる損得勘定で動いているのかはまだはっきり断言できるほど私もこの作品を理解していませんが、今回はこの辺りで…。