ワクワク不動怪獣日記

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ウルトラマントリガー2話「未来への飛翔」感想


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ウルトラマントリガー2話の感想です。

今回からOPが入りましたね、タイトルの出方はティガを彷彿させますが、OP自体はニュージェネの雰囲気が強い爽やかな感触です。

 

主人公のケンゴくんはGUTSセレクトに入隊、いうなればGUTSセレクトの各メンバーのお披露目回です。筋トレバカやクールからの人格豹変者等、各メンバーのキャラ付けがかなりテンプレ臭を感じましたが、ギマイラ戦、ダーゴン戦2回、ガッツファルコンお披露目等そもそものやることが多い回であったのでまあ仕方ないのかもしれません。3話もヒュドラムとイグニスにガゾートといいかなり詰まっているので、4話以降の方向性ですべて決まるような気もします。個人的にはアキトくんの主人公への反発心をもう少し引っ張ってほしいかなと思いました。「ユナを守りたい」と「皆を笑顔にしたい」、光の巨人としては後者がふさわしいのかもしれませんが、感情移入しやすいのは前者ですからね。主人公のキャラが決め台詞が少し浮いてて実感が伴わないので今後何とかしてほしいところ。

 

特撮面は相変わらず圧巻の一言、前座のギマイラ戦でも相手にとびかかるカットの迫力もすごく、ダーゴンが降り立った後のクレーターのようなセットや、ビルの前で取っ組み合いをしながらビルの内部をカメラが通ってそのままビルを突き破るカット等相変わらず高い撮影技術をサラッと披露してくれています。水中戦をセット組んでやるのも久しぶりなのではないでしょうか。また今回お披露目されたウルトラマントリガーのパワータイプですが、インナースペースでの変身ポーズのあと、ティガのように体色が変わる形態変化をしてから体の形が変化するという、バンクではないフォームチェンジを披露しました。デラシウム光流も技名を叫ばずに披露したところといい、ニュージェネの技術と平成三部作の表現の融合といった感じがして面白いですね。それにしても筋肉ムキムキのやつがクソデカい鋏を突き立ててくるのおっかない…。

 

登場怪獣はタイガや80を苦戦させた吸血怪獣ギマイラ、そして闇の巨人の一人、剛力闘士ダーゴンです。ギマイラを結構あっさり倒したあたり、トリガー自体はかなり強いウルトラマンなのかもしれませんね。ダーゴンは劇場版ティガのダーラムのオマージュキャラクターですね、鎧が近代的になっているせいかタイガフォトンアースあたりを連想させます。卑怯を嫌う武人といった紹介をされていましたが、ギマイラ戦で疲弊したトリガーを容赦なく襲ったり、トリガーをおびき出すため無差別攻撃を始めたりとやはり闇の巨人のようです。

 

さて特撮面は文句なしに素晴らしいが話のほうが少し…といういつものニュージェネレーションウルトラマン(超失礼)のようになってきましたがまだ2話、気楽に付き合っていきましょう。

 

心からの笑顔を見せてくれよ、スマイルスマイル!