エタニティコアの力により邪神メガロゾーアに変貌したカルミラ、強大な力の前にトリガーも大苦戦。ユナはかつてのユザレのように自分の命と引き換えにでもメガロゾーアを止めようとしますがアキトがこれを制止、今はガッツセレクトも、ケンゴも、自分もいる。一人で戦う必要なんてないと。イグニスの変身したトリガーダークも加勢しWトリガーによる必殺光線をぶつけますがメガロゾーアは止まらず…。
エタニティコアの力で邪神になったカルミラとの決戦です。ついにケンゴの正体がトリガーであることがガッツセレクトの面々に明かされます。これまで話が主にケンゴ・アキト・ユナ＋イグニス出回ることが多かったのでずっと一緒に戦ってきたはずの残りのガッツセレクトのメンバーとのやりとりも少し薄く感じてしまうのは残念なところ。ティガが「人であり光である」というコンセプトだったのに対しトリガーは、「マナカケンゴはトリガーの光の化身であるが、それ以前に人である」というコンセプト、それが今回の母親との会話のシーンにも表れており、NEW GENERATION TIGAとしてこの点はよかったと思います。またヒュドラムを倒した時点で本来ならもう戦う理由のないはずのイグニスもトリガーを助けに現れ、同じ故郷でない場所を守るために戦っているシズマ会長にその理由を聞き、自分もこの場所を守るために戦うことを改めて宣言してくれイグニスも非常に良かったです。故郷じゃない場所を守るために戦うウルトラマンが大半なので主人公ではないイグニスの方がウルトラマンらしい立ち位置になっているのは面白いですね。
今回登場した怪獣は邪神メガロゾーア、カルミラがエタニティコアの力で変貌した姿で、怪獣らしいシルエットの第一形態でもトリガー＆トリガーダークを苦戦させましたがさらに強大な力を持つ第二形態に変貌を遂げました。設定や姿はウルトラマンティガに登場した邪神デモンゾーアや邪神ガタノゾーアをイメージしていると思われますが、闇の三巨人の装飾を混ぜたような顔や怪獣らしいシルエットに大きな殻を背負いそこからはさみや触手が出ている姿など、かつての邪神とも違った印象を受けますね、ガタノゾーアが海の邪神ならこちらは陸上の邪神といったところでしょうか。ゆがんだ笑顔を浮かべたような表情がトリガーの笑顔とのいやらしい対比になっているのもたまらないです。
それでは泣いても笑っても次回が最終回！
スマイルスマイル！
