ガッツファルコン、ガッツホーク、ナースデッセイ号、テラフェイザー、ウルトラマントリガー、ウルトラマンデッカー…。トリガー、そしてデッカーの世界の総戦力が結集したスフィアとの決戦に決着がつきました。自ら正体を申告するカナタ、その上でカナタの体調を気遣う隊長、イチカに礼を言いガッツファルコンに乗る前にかつて隊長に言われた言葉と同じ言葉で励ますカナタ等ドラマパートにもしっかり尺を割いていて良かったです。ケンゴの正体バレを、「スマイルスマイル！」を混ぜて場を和ますギャグにしていたのも良かったですね。エタニティコアに干渉できるトリガーがマザースフィアザウルスからそのエネルギーを奪って光に変換してデッカーに託すバトンタッチシーンも前作主人公の使い方として非常に良かったと思います、戦いの先に何があるのかはまだわからないのけど今を一生懸命生きていくという答えをケンゴに返したのもいいですね。そしてアガムスが残してくれたマザーの弱点を狙い総攻撃をかけるデッカー達！一度はスフィアに飲み込まれつつも一話のカナタ同様皆が精神力ではねのけ、OPをバックに一斉に攻撃を開始するシーンの爽快感は最高でした！あれだけ憎たらしい顔をしていたマザースフィアザウルスが袋叩きにされているのは気持ちがいい…。最後のカットがスフィアの脅威が去って地球に帰還する無数の宇宙船なのが、地球に平和が戻ったという事を言葉にせずともはっきり描写した良いシーンですね…。
作品全体の感想はまた別に記事を書こうと思います。ウルトラマンデッカー、非常に楽しい作品でした。ありがとう！
