トレーナの皆さん。
ポケットモンスタースカーレット感想記事、スターダストストリート編です。
前回はこちら。
スターダストストリートとは、謎の人物カシオペアからの依頼で、学校の不良生徒の集まりであるスター団を壊滅させるためにパルデア各地にあるスター団のアジトに乗り込んでいくルートです。歴代の悪の組織の中でもかなり規模が小さいですがまあやっていきましょう…。
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スターダストストリートで同行する仲間、素性の分からない謎に包まれた生徒ネルケ…いや校長ですよね?
最初はクラベルの双子の弟とかだと思っていたのですがまさかの本人の模様。
せめてキャラを保ってくれ、素になってますよ。
さてスター団のアジト戦ですが、まず中にいる下っ端が繰り出してくるポケモンをレッツゴーのシステムで手持ちから3体選び、片っ端から倒していきます。
そして下っ端のポケモンを倒していく(10分以内に30体ぐらい)と、そのアジトにいるボスが出てきてバトルになるという流れです。タイプ相性が有利なポケモンを基本選抜してレッツゴーする流れなのですが、上手いメンバーが見つからなかった時はタイプ相性に有利不利の少ないノココッチの出番が多かったです。
・VSメロコ(ほのお組)
まず最初に戦うのはほのお組、最初に選んだのがクワッスだったのでこれと言って苦戦しませんでしたが、ボスが乗ってきたビークルそのものがボスになっているのはいい演出ですね。ブロロロームもPVからビークル自体は出ていたのに存在は伏せられていたのが良かったです。
終わることに関してどこかこう…妙に引き際がいいというかもうわかってたみたいな雰囲気なのが…こう…。
挟まるかつての回想、雰囲気を見るに単なる不良集団というわけではなさそうです。
スター団も幹部を撃破するたびに記念写真があります。応じてくれる時点でいい人ですね…。
クラベル校長が言っていた課外授業のテーマ「宝探し」、彼女らにとっての宝物はスター団だったようです。
報酬をくれる補給班として登場するボタン、なるほど…?
・VSピーニャ(あく組)
急に出てくるのやめて。
そういうことにしておきましょう。
だから素に戻るな。
まあ授業に出席しない生徒に対しての対応としては極めて普通ですよね。これで何か理由があるかも…と自ら調査をしてくれる分かなり誠実だと思います。
そういうわけでピーニャ戦、悪そうな見たい目をしていますが元は真面目な委員長だった模様、持っているポケモンを入れているのがタイマーボールなのを考えるとイメチェンに苦労推してそうな雰囲気がうかがえます。悪タイプがメインなのでウェルカモに頑張ってもらいました。
悪の組織というより恰好が悪そうなだけの仲良しグループですね。なぜ今のようになってしまったのか…。
アカデミーの授業、受けることは出来るのですが強制イベントではないのでここで「うーん…?」となった人もいるのではないでしょうか、アカデミーの授業はすごくいいイベントなのですが量が結構あるので強制だと怠く感じるかもですし難しい所ですね。
帰ってくるかもわからない仲間の帰ってくる場所を守るためにスター団を維持している…といったところなんだなと察しがつきます。完璧超人始祖のサイコマンみたいなものですね。
萌えの塊。
遊び疲れて寝ている犬ですね…。
・VSシュウメイ(どく組)
スター団の初期からいるメンツや幹部の人となりを知っている人の方がいい人で、あとから入って勧誘ノルマとか作っている層は不良で中身がちぐはぐだなあという印象を受けます。
どく使いのシュウメイ、ドオーでどうにかしました。ここに至って初めて最後のブロロロームが本来のタイプではなく各幹部ごとにカスタマイズされた性能であることを知りました(察しが悪い)。
うわあ急にイケメンになるな!
忍者とオタクが同じ口調であることに目を付けたキャラ造形、バカ。
もう完全にクラベルに戻っているネルケ。単なる不良集団だと思われていたスター団の実態を知っていくにつれてのコメントなので非常にまじめなシーンなのですが、雨が降っている中胸元が大きくあいた短パンのジジイが喋っているという絵面が思考を妨害してきます。
天丼。
単なる補給班にしては妙に願いのこもった応援、まあ…そういうことなんでしょうね…。
・VSビワ(かくとう組)
かくとう組のビワ、いかつい化粧をしていますが心根は優しい人物のようです。カルボウのボウジロウやシュウメイの同胞を始めとして、人間的にスター団幹部を慕っているキャラもいて、段々カラクリがわかってきたのがいいですね。格闘タイプ相手なのでベラカスやグレンアルマで制圧。
いつもの。
自虐が入ったような雰囲気の台詞、泣きそうな様子にも見えます…泣かないで。
・VSオルティガ(フェアリー組)
アジト巡りの最後はフェアリー組のオルティガ、いいところのおぼっちゃまのようです。イヌガヤさんとの会話も普通にお坊ちゃまと執事のそれで、悪い人という印象がみじんもないですね。ギャン泣きさせたい。
いい顔をしている…。ギャン泣きさせたい。
明かされるスター団の真実。いじめに対抗するために結成して反撃するための「スター大作戦」を決行したが、やりすぎてしまいいじめっ子が続々と退学してしまう大騒動になった模様。しかし教頭が当時の記録を抹消したりと前の教師陣の行動がアレだけどだからって教師陣総入れ替えも思い切りが良すぎますね…理事長…オモダカさんかあ…やりかねないなあ…。
素直じゃないクソガキみたいな雰囲気あるのに可愛いですね。ギャン泣きさせたい。
最後にカシオペアが自分がマジボスであるという事を明かし、夜の学校で会いたいといいうことでしたが…?
・VSマジボス
知ってる。
結構素が漏れてましたよ。ここで自分の正体をカシオペアだと偽って勝負を仕掛けてくるのは意外でしたが、しかしその理由がスター団のマジボス、カシオペアが今回の騒動を起こした動機を察し、その悲しみを背負うべきは教師である自分であり主人公には背負わせたくないという非常にまっとうなもの。若干天然ですが誠実な人物ですね。
任せて。
妙にスター団の内部事情に詳しい事から概ね察しがついていましたが、スター団マジボス・カシオペアの正体はボタンでした。かつて自分が作ったスター団の立場が危なくなり、解散を宣告してもスター団をやめようとしないかつての仲間を守るために今回の作戦を考え付いたとの事、でもやはりスター団を解散したくないという想いも抱えているようで主人公に最後の戦いを挑んできます。
テラスタルの決めセリフ、いいですよね。いわゆるブイズパなのですがブイズはサブウェポンがそんなに強くないので戦いやすい相手でした。むしろ前座の校長の方が苦戦しましたね…ギャラドスがね…。
スター団の思い出や仲間を宝物としながら、それが終わらせることを決意した少女の在りし日の思い出…。オンオオ…。
さっきまで校長だったのにまた変装して出てくるな。
そこを同列に並べないでほしい。
貴重なツッコミメンバー。
主人公は即真名看破したのにスター団の皆さんは気が付いてませんでしたが、まあ不登校でしたし仕方ないのかもしれませんね…校長がリーゼントになって学生服着てるなんて普通思えないし…。
ボタンは顔を出していなかったので、実質幹部たちとの初対面になるのですが、まるでずっと昔からの友人に会ったようにあまりにも雰囲気が優しく穏やか…。
かつての仲間のために、かつての仲間を裏切って自分の宝物だったスター団を壊すために隠れて奮闘していたマジボス・ボタンに対してのこの労いの挨拶。各人のバラバラのお疲れさまでスターが心にしみます、私はムービー始まってからずっと泣いてました。あの下っ端がやっているのを見た時に尋常じゃないほどダサいと思っていたこのポーズで泣かせてくるなんて…。
校長という立場で生徒を指導しなければならないが、それでも実態を知りたいという想いからネルケとなり(?)主人公に同行して真実を知ったクラベル校長。天然な所もありますが、間違いなく人格者でした。スターダストストリートはどうしても湿っぽい話になってしまうので、一種の清涼剤でもありましたね(どういうバランス感覚?)。
自分の宝物だったものを壊す選択、本当に辛かったと思います。それでも主人公と出会った結果、彼女の宝物は星屑とはならず、新しい宝物を得て進む事ができたのです。
憑き物が取れた彼女の顔…いいですね。困った時…そういえば機械に強い人が欲しい案件があったような…?
スターダストストリート、悪の組織との対決…という印象からのかつて存在した宝物の思い出を追体験しながらそれを壊さなければならないという哀しい物語だったはずです。それを主人公とネルケの活躍によりまた新しく前を進む事が出来たという話でした。ボタンも新しい仲間が出来て良かったですね…本当に。
では最後にせーのっ…
お疲れさまでスター!!
次回はチャンピオンロード編になります。