ワクワク不動怪獣日記

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ポケットモンスタースカーレット感想記事~ザ・ホームウェイ編(完)~

トレーナーの皆さん。

 

ポケットモンスタースカーレット感想記事最終回、ザ・ホームウェイ編です。

 

前回はこちら

 

hooringax.hatenablog.com

 


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物語は終盤、謎に包まれたパルデアの中心エリアゼロへ。主人公とペパー、そして強いポケモンと戦えると聞いて飛んできたネモと、機械に強いという事でクラベル校長からの紹介でやってきたボタンの4人で挑むことになります。


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こわい。チャンピオンロード突破しなくても来た気がしないでもない。


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義理堅いですね…。


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死ぬゥ!!

 


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ここから4人でエリアゼロを潜っていきます。BGMも独特で神秘的な、天国のようで地獄のようでもある、文字通りの秘境です。主人公とネモ達は友人同士ですが、彼ら自体は親しいわけではなく、主人公とどうやって関わってきたかや身の上等をエリアゼロを下りながら話をし、仲良くなっていきます。

 

…このあたり、四人が未知のエリアを探索しているの、「ポケットモンスター」なんですよね…私の中のイメージの…。こういう冒険って過去作にそう多く存在したわけではないのですが、私が持っている概念上のポケットモンスターの冒険のイメージにあまりにも合致していて感動しました。

 


www.youtube.com

これの冒頭のイメージです。せんろのうえを…。

 


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これは空気の読めないタイミングでひかえめミントを拾った私。

 

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エリアゼロで遭遇したプリンや砂漠にもいたドンファンに似た謎のポケモン、彼らはタイムマシンに乗って古代の世界からやってきたポケモンとのこと。コライドンもそうで、もう一体のコライドンとの縄張り争いに負けて追い出されたのがずっと一緒に冒険してきたコライドンだったようです。かわいそう…。


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そして今まで通信で話していた博士は博士そっくりに作られたAIであるという衝撃の事実が判明しました、途中から通信の様子がおかしかったので何かあるなと思いましたがまさかAIが出てくるとは…。本来の博士はタイムマシンで古代のポケモンを現代に呼び出し、その過程で今のパルデアの生態系が破壊されてもかまわないと考えていたようですが、AIはそれを良しとせず主人公にタイムマシンを止めてほしいとの事。なお本物の博士はコライドンをかばって事故でいなくなってしまったようです。

 

…博士が事故でいなくなった?
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今は出てくるな帰れ帰れ!!!!

 

 

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タイムマシンを止めようとするとAIが上書きされ、博士AIとのポケモン勝負が始まります。博士の使うポケモンは全て古代のポケモン達、元となったであろうポケモンとタイプが微妙に違う事や名前で出てくる相手がわからないこともあり苦戦しましたがなんとか突破しました。四足歩行のレアコイルが出てきた時にはどうしようかと…。


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ええい!トドロクツキがなんだかわからんが困った時はねこだまし+デカハンマーだ!の精神で酷使されるデカヌチャン。じゃれつくがたまたま4倍だったので撃破。


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しかし楽園防衛プログラムが博士AIを乗っ取り、さらに博士以外のモンスターボールIDをロックし、もう一体のコライドンを繰り出してきて勝負を仕掛けてきます。私の投げたウェーニバルのボールもロックされ開かず、そのまま戦いに、しかしポケモンが出せないので戦うことも、逃げることもできない、道具も使えない…。

 

 

…コントローラーが震えてる?

 

!!!!

 

コライドン ▶ポケモンをいれかえる

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やれるな!私たちなら!!

 

しばらく何をしていいかわからずあれこれ試してもらってそのうえでやることに気が付いてもらう、システムと演出がこの上なくマッチした瞬間です。ずっと手持ちの欄に映っていたコライドンはこの時のために…!かつて剣盾で主人公とホップにザシアンとザマゼンタが加勢することでマックスレイドバトルの構図が完成した時も見事だと思いましたが、これはそれ以上です、最高、オンオオ…。

 

一度バトルフォルムを見たことのあるネモが感激したり、主人公とコライドンの二人をスパイス探しの旅でずっと見てきたペパーが激励したりと、仲間が応援してくれるのが最高なんですけど、ボタンが「いじめっ子をやっつけられる!」って言ってくれるのが特にいいんですよね…。楽園の守護竜とか御大層な名前付いてますけど結局は単なるいじめっ子なんかに負けるはずがないので…。戦闘BGMもコライドンの背中に乗って冒険したときによく聞いていた曲のアレンジなので、より負ける気がしない感が出ています。

 

「ちょうはつ」に動じることなく、ギガインパクトを「こらえて」、トレーナーといることで得た力「テラスタル」で効果抜群のドラゴンテラバーストを叩き込む。全て知っている仕様なのにそのすべてが完璧にかみ合った最終決戦。私はテラバースト一回で仕留めきれず、火炎放射を受けてもうだめだと思った時に「コライドンは 悲しませまいと 持ちこたえた!」のメッセージが出てボロ泣きしていました。


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仲間たちの中にちゃんとコライドンも入ってるのがいいですよね。


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エレベーターの中でオーリムAIはゼロラボに搭載された結晶体により動いているという話を主人公だけは聞いているので、その結晶体がないであろう古代の世界に行った博士AIはおそらく…

 

…未知の世界への気持ちが抑えきれない?
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ウワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!

 

この辺り「いい話だな…」と「こいつウィローみたいだな…」がずっと喧嘩してました。

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ザ・ホームウェイ…。


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どうしても暗い表情になるペパーに寄り道を提案するネモ、買い食いをしようというボタン、ペパーの背中を押すコライドン…。これを宝物と呼ばすして何と呼ぶ…。


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いや~~~~~~~~いいゲームでした…。

 

こうシステム面について言いたいことは山のようにあるのですが、ストーリーが最高でした。歴代最高傑作といってもいいかもしれません。今までのポケモン、普段のゲーフリのゲームってデオキシスノーマルフォルムぐらいにはバランスが取れてるんですけど、スカーレットバイオレットは力を入れてるところとアレな所の落差が凄くて、デオキシスアタックフォルムみたいになっている感じがします、でも私はそんなポケモンが好きです(はがねのせいしん)。でもやっぱり不便なUIとか仕様は直してくれると嬉しいな…。キャラクターは本当にみんな魅力的だったのですが、特にクラベル校長がぶっちぎりでお気に入りです。少し天然な所もあるけど教育者としての責任と穏やかで優しい人格…面白さと誠実さが両立した理想のようなキャラクターでした。

 

それでは長く続いたスカーレット感想記事もこのあたりで…

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お疲れさまでスター!