ウルトラマンオーブとウルトラマンZによるジャグラスジャグラーの振り返りです。オーブはオリジンサーガからのジャグラー時代の話、Zはヘビクラ隊長時代の話ですね。オーブからすれば長い付き合いの腐れ縁の男、ゼットからしてみれば色々企んではいたものの頼れる隊長としての振り返りで、ゼットがオーブ時代のジャグラーを知り、オーブがヘビクラ隊長を知るというまさに私が待望していたものでした。オリジンサーガでの一件から色々拗らせてしまい、ウルトラマンオーブではメインヴィランとして敵対し、ウルトラマンゼットではストレイジの隊長をしながら、裏でセレブロの計画を把握し、ウルトロイドゼロを横取りしようとしました。ウルトラマンに頼らずともやっていけるという考えからの事でしょうが、結局ハルキを見捨てることができずにその計画も放棄してしまいました。オリジンサーガにおけるミコットの死をずっと引きずっている節があり、ヘビクラ隊長としての言動の端々にその影響がうかがえます。ヘビクラ隊長としての行動に「あいつは何がしたかったんだ？」となりつつもゼットから慕われている様子を見て「そうか…」と感慨深い様子の反応を示すオーブが非常に良かったですね…。ゼットの勢いに若干引き気味のオーブも新鮮で楽しかったです。ディメンションナイザーからジャグラーのカードが出てきたのは未来人にはジャグラーもヒーローだと認識されているかもしれないという〆も面白かったですね（本人が聞いたら怒り出しそうですが…）。
