ワクワク不動怪獣日記

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ベルゼブブ嬢とは関係ない魔法少女の話

「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」

 

 

matoba先生の作品で既刊8巻、アニメも放送中です。通称ベルまま。面白いよ。

…といっても今回の話はこの作品とはそれほど関係ないです。

 

 

 

 

ただ、私はこれを読んでいると思いだす作品があるという話。

かつて魔法少女と悪は敵対していた。」です。

 

 

「妖狐×SS」等で有名な藤原ここあ先生の作品で全三巻となっています。通称まほあく。

もちろんこの2作品は私の知る限りは関係はありません。しいて言えば出版社が同じくらいでしょうか。思い出す理由としてはページのコマの構成が似ている、線の細さや絵のタッチが似ているというものです。ネットでも似たようなことを言われているのをたまに見かけます。時期としてはまほあくが先でまほあくが終わってからベルままが始まっているので何かあるのかもしれませんが私にはわかりません。

 

じゃあなんで「思い出す」という表現を使っているかと言うと、この作品の作者、藤原ここあ先生は2015年に亡くなっているからです。

全3巻というものも絶筆というものですね。

 

漫画家さんが急に亡くなるという話があることは分かっていたのですが、31歳という若さで、しかも当時トップクラスに好きだった漫画の作者が突然居なくなってしまったのはとても大きいショックでした。当時は2巻まで出ており、亡くなってから雑誌掲載分が収録された3巻が出ました。

 

 

 

3巻だけとても本が薄いんですよ。収録分がそこまでしかないから。

 

 

 

ベルゼブブ嬢を見つけたのも、本屋をうろついてる時に表紙を見た時にタッチがまほあくに似てるな…。と漠然と思ったからです。ただそんな理由で読み始めるのは不純なのではないかと思ってしばらくは手を出していなかったのですが、アニメ化が決まった段階でまとめ買いして一気にファンになりました。絵のタッチや雰囲気こそ似てはいますが、内容はもちろんまほあくとは全く違うものであり、消えてしまった面影を追い求めているわけでもなく純粋にこの作品のファンです、私はそのつもりでいます。「純粋」なファンってなんだろうって話になると長そうなのでここではするつもりはないのですが、きっかけがなんであれ面白い作品に出会えたことは幸せであることだと思います。もしかしたら似たような理由でベルままに出会った人が私以外にもいるかもしれませんね。

 

私が本当に好きな漫画家さんにファンレターを出したりし始めたのもこれがきっかけだと思います。伝える前に消えてしまう事もありますし、消えてしまうのが私である可能性も否定はできませんからね。

 

 

湿っぽい話になってしまいましたが、このあたりで。