前回進化して誕生した新宇宙伝説魔獣メツオロチ、ガーゴルゴンキーの力で石化して時間稼ぎには成功するものの未完成のキーを無理やり使用したことによりナースデッセイ号は航行が精一杯の状態になってしまいます。エネルギーを吸収するという特性上ビーム兵器の効果が薄いため実弾兵器メインの武装に切り替えて攻撃することになりますが失敗、激戦の中角が弱点だと判明しガッツファルコンで破壊する作戦が建てられますがそこにトリガーダークが乱入し…。ガッツセレクトの作戦がことごとくトリガーダークの乱入で失敗するという結果になるものの、遠隔操縦ができなくなったガッツファルコンにケンゴが直接乗り込みミサイルをメツオロチの角にぶち当てて破壊するという流れは、演出のキレもあって非常に迫力のある場面になっていました。ダーゴンの「これが人の力だ、人間を甘く見るな」という台詞から考えると操縦係のナナセ隊員か、現場にいたタツミ隊長あたりが乗り込んだ方が良かった気もしますが、ケンゴも光であり人であるわけで難しいところですね、飛行機が墜落しそうになってウルトラマンに変身する流れもめちゃくちゃ久しぶりに見た気がします。角が折れた後は目に見えて弱体化したメツオロチはグリッタートリガーにより倒され、カルミラVSトリガーダークVSトリガーという巨人同士の乱戦に突入、トリガーダークもサークルアームズを怪獣キーで使用するという変則的な戦法を取りましたがカルミラに敗れ、ガッツセレクトに拘束されることになってしまいます。イーヴィルティガのマサキも拘束されていたので最終回付近で最後の活躍をするとかそういう感じでしょうかね（さすがにこのまま終わるとは思えないので）。前後編通して、奮闘し人の力を見せたガッツセレクトと怒りのまま戦い何もなせなかったトリガーダークという構図という話といったところでしょうか。面白かったんですが、アブソリューティアン前後編の方がガッツセレクトが活躍していたイメージが強く、ナースデッセイ号バトルモードの活躍シーンは入れる等してガッツセレクトの貢献度をもう少し上げた方が良かったんじゃないかなあという感じでしたね。
今回登場した怪獣は新宇宙伝説魔獣メツオロチ。あらゆるエネルギーを吸収する厄介な敵で、ビーム兵器はおろか実弾兵器も通用しない難敵でしたが角を折られると途端に弱体化し、サークルアームズとグリッターブレードの二刀流の前にあっけなく敗れます。マガタノオロチの幼体であの強さを見せたマガオロチほどの格はなかったですね。今回の戦闘シーンは墜落するナースデッセイ号とガッツファルコン、マガオロチとトリガーダークの戦いに突撃して角を破壊する有人操縦ガッツファルコン、グリッタートリガーの二刀流に、サークルアームズを使用するトリガーダークと中々面白い場面が多かったです。トリガーダークは結局戦況を引っ掻き回すだけで終わってしまったのでどこかで挽回の機会が欲しいところですね、おそらく最終決戦ぐらいしか機会がなさそうですが。トレギアよりはマシですが闇の巨人（特にカルミラ）が出張ると後味がいまいちになるのが厳しいところなんでなんとかこの辺を面白くできないかな～とは思います、ダーゴンさんはなかなかいい感じなんですけどね。
次回はゴルバーⅡが出現、明らかに浮かれた感じの絵面サブタイのスマイル作戦第一号（？）となかなか愉快な回になりそうですね。
それではこのあたりで
スマイルスマイル！
