ワクワク不動怪獣日記

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ウルトラマンブレーザー第9話「オトノホシ」感想


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地球侵略のために地球を訪れた宇宙人が地球の文化・音楽に魅了されて…という背景の話。音楽をこよなく愛するようになったセミ人間達とそれでも侵略をやめられないもの悲しさが、楽団の演奏という形の特殊BGMで彩られたオシャレな回でした。やめられないけど止めてほしかったという形でアンリ隊員に招待状を送り、侵略は失敗し幕引きデでブツンと終る…、エピローグなどもないというのがらしいというか。ウルトラQを意識した白黒の回想が音楽と出会った瞬間に色づくという演出も良かったですね。ブレーザーが冒頭でゲント隊長を乗っ取る形で野菜ジュースを飲んだりするのと、セミ人間が音楽に興味を示したのを同じ話内でやっているのもブレーザーを怪獣などと同列に描いていて象徴的です。

 

今回登場した怪獣はロボット怪獣ガラモン、チルソナイトで構成された機械の怪獣です。ウルトラQに初登場してからレッドマンやセブンガーファイト等の番外作品には顔を出していたもののテレビシリーズ参戦は当時以来約半世紀ぶりとなります。軽快な動きと非常に頑丈な装甲、音波攻撃などでアースガロンを圧倒しブレーザーを大苦戦させました。チルソナイトが頑丈な素材というのは設定上は知っていましたがスパイラルバレードが折れてしまうほどとは思わずビックリですね。ウルトラマンと交戦したことがなく本編でも破壊されていないとはいえこういう形で強さを盛ってくるのは面白いと思いました。

 

それではまた。