ワクワク不動怪獣日記

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ウルトラマンブレーザー第8話「虹が出た 後編」感想


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アースガロンがパワーアップ!ブレーザーも新技習得!と景気の良い回です。横峯教授への説得に彼の著書を読み込み思想を誰よりも理解していると自負するテルアキ副隊長が「ニジカガチのもたらす調和の過程でも人間以外の命も多くの犠牲が出る」と主張し、その正しさを横峯教授が認めつつも正解は二つもいらないと返すシーンも見事でした。調和のための必要な犠牲と言われるとコスモスとカオスウルトラマンカラミティの月面での問答などを思い出しますね。結局大ファンであることには変わりはないのでサインをねだる副隊長といったコミカルなシーンもはさみつつ、結局証拠不十分で釈放された横峯教授が聞こえた怪獣の鳴き声に笑みを浮かべるという、狂ったままなのか副隊長の正しさを受け入れて憑き物が落ちたのか、明言しないラストも良かったですね。

 

天弓怪獣ニジカガチは前回同様無類の強さを見せ、横峯教授の持っていた腕輪が破壊されるとそこから出てきたエネルギーを吸収しさらにパワーアップしました、格闘戦では終始アースガロンもブレーザーも圧倒していたのが本当に強くて良いですね。今回新登場のアースガロンMod.2はMod.2ユニットを装着し肩から多目的レーザーとレールキャノンを発射できるようになりました。急ピッチで実装されたからか昇順に問題はありましたがヤスノブの機転により無事にニジカガチの額の虹光線を発射する器官を破壊する活躍を見せました。またブレーザーの新技レインボー光輪は、ニジカガチから漏れ出た虹状のエネルギーをストーンとし、それを使う形で発動しました。ストーンで新必殺技が出るのはわかっていたのでインナースペースがないこの作品でどうやるのかと思ったいたら、ゲント隊長の一人称視点という形で見せてきたのはこの作品らしいですね(やっぱりインナースペースが便利なんですよね)。

 

それではこのあたりで。