子供を守るために出現した怪獣をどうするか…という話ですね。初めてゲント隊長のプライベートにも触れられSKaRDの事は伏せているものの良好な家庭を築いていることが明かされました。悪意のない地球怪獣をどうするかの話は地球に人類を頂点とする社会が形成されている以上はこれだ！という答えは出ないと思いますが、そこに異星の民であるブレーザーがどうかかわるか…が焦点でした。変身したブレーザーがデマーガにとどめを刺そうとしたタイミングで意志の統一ができずに奇妙な動きを取るような場面がありましたが、冒頭で赤ちゃんに関する番組をブレーザーがゲント隊長を通して見ていた事、普段は怪獣が出てもゲントがピンチにならないと出てこないブレーザーがデマーガの危機に対して反応した事、ストーンの発光が赤でデマーガを守ろうとした意志が赤の発光ラインだったことを考えると、子供のいう事に思うことがりつつも、副隊長同様仕事だと割り切ってデマーガを始末するつもりだったゲント隊長の意志からブレーザー側がデマーガを庇ったのではないかなあと思います。
今回登場した怪獣は熔鉄怪獣デマーガとその子供であるベビーデマーガです、デマーガはウルトラマンXで初登場してからニュージェネの定番怪獣となっていましたが子供が出てきたのは初めてですね。過去のデマーガと胸や腹周りの体色が若干異なりますが概ねこれまでのデマーガと同じく熱線や火炎弾を武器に戦っていました。元々オーソドックスな怪獣体型ではありましたがベビーが出てきて機械の怪獣と戦い始めると…VSメカゴジラですね！今回のアースガロン出撃シーンがフル尺だったり片目が損傷したりというのは…そういうことなのではないでしょうか…。
ではこのあたりで。
