多量発生したイルーゴ、そして現れた巨大なブルードゲバルガに対し、ファードランの力を得たブレーザーの新たな姿とアースガロンとの共闘、そして明らかになった３年前の実験施設で行われていた事等盛りだくさんな回でした。V99は1999年に現れた地球外生命体で、それが残したワームホール発生装置を復元して発生したのが実験施設での事故という事、エミの父親は対話を望んでいましたが果たして友好的な相手なのかどうか。ワームホールからブレーザーやファードランが現れたことを考えるとその対話を望む意志が意味のあるものであると思いたいですが…。ワームホールに飲み込まれ、永の背中を押す形で消滅した父親が残した手記も、彼女を泳がせていたドバシ元長官に奪われてしまいます。上層部の動きが読めない所ではありますが実働部隊のSKaRDのメンバーがブレーザーを仲間だと認識し、それを喜んでいる様子のブレーザー等微笑ましい所もありましたね。
今回登場した怪獣は宇宙汚染超獣ブルードゲバルガ、そしてブレーザーの相棒である炎竜怪獣ファードランです。ブルードゲバルガはゲバルガの倍以上の大きさを誇り尻尾のように汚染獣イルーゴが生えています、ゲバルガの幼体であるイルーゴを繁殖させるための役割を担っており電磁パルス攻撃もさらに強力になっている等文明社会において非常に厄介な怪獣です。有毒物質をまき散らしながら機械類をストップさせるという文明を破壊するのに効率化されている機能が何かしらの意図を感じますが果たして。ファードランはブレーザーの味方でありワームホールから出現しました、バックボーンは特にわかりませんがイルーゴを瞬殺するほどの火炎攻撃ができる頼もしい怪獣です。イメージとしてはハンターの持つ鷹匠のようなものでしょうか、鳴き声がリトラのそれだったのも大怪獣バトル好きとしては嬉しい所ですね、名前がとても…ファイヤーラドンなのは…偶然かな…（）。そして…
劇場版も公開決定です、やったね。トリガーとデッカーは特別編のようなポジションだったのでTHEMOVIEとついた劇場新作が本当に嬉しい！
それではまた。
