まあタイトル通りの話です。完全に自分語りなのと、シンケンジャーのクライマックスのネタバレを含みますので気を付けてください。
丁度仮面ライダーアマゾンズのシーズン2が配信されていたころの話になります。
仮面ライダーアマゾンズはアマプラで配信されていた仮面ライダーで、シーズン2は特に心がもう息苦しく、さっきまで命だったものがあたり一面に転がるような展開が続いていましたが、話はとても面白く、毎週更新を楽しみにしていました。アマプラに加入したのはシーズン2の途中からで追いつくのが大変でしたね、地上波で見たとはいえシーズン1も見直したので。まあとりあえず一か月無料という事だったのでその間だけ入ることにしたのです。
そして私は遠足の前の子供のように先が待ち遠しく、最新話更新の30分ぐらい前からアマゾンのサイトでスタンバってました。
まあ更新前は暇なんでせっかくなんで他の作品でも見るかと思いました、でも先の展開が気になってアマゾンズどころじゃなくなってももったいないし、一回見た作品の復習でもしようかと考えていたわけです。
そこで選んだのが侍戦隊シンケンジャーでした。小林靖子脚本繋がりで思い浮かび、一度ニコニコ生放送で一周したきりだったので丁度いいかなと思ったんです。そして一度視聴して印象に残ったシーンをもう一度見ようと思いました。
そう、殿が影武者だと発覚するくだりです。
「ビックリするほど何もないな…」
そうつぶやく殿の表情が当時印象に残っていたのでまた見返そうと思ったのです。
そしてそのあたりの話を再生しました。そうするとそこには闇落ちしかけのイケメン役者の顔として100点満点、いやそれ以上のものがありました。率直に言うと興奮したというべきなのでしょうか、私の好きなシチュエーション、曇った顔、必死に止めようとする仲間たち…。完璧です。何もないよりマシか…と十臓と戦い始めるあたりで最高潮に達しました。自覚のないまま闇へ一直線、本人は苦痛とすら感じておらずただ目の前の戦いに没頭する…。今から思えばなんてものをニチアサに流していたのでしょうか。
気が付けば殿が仲間たちに救われるまでの展開をぶっ通しで見ていたため、アマゾンズの更新時間を過ぎておりあわててそちらの視聴にうつりました。
それからはアマゾンズの更新1時間前にシンケンジャーのそのあたりの話を再生するようになっていました。一週間に一回の小林靖子タイムです。展開としてとてもつらいものをぶっ続けで見ることになるのですが、辛いと同時に言い知れぬ快感が私の中にこみ上げてきました。
アマゾンズシーズン2が終わり、そのような謎の習慣も無くなりました。さすがに何回も見てると得られる快感も薄くなるのですよね。たまにアマゾンズ更新していない日も見てたので10回前後だと思います。数えてみると意外と少ないですね。
そこからは無料期間が終わるまで、グランドツアー(金持ちのおっさんたちの車番組、色々ぶっ飛んでる)やぶらり路上プロレス(プロレスラーが街ブラをしながら悪のプロレスラーと戦う番組)などを見て無料期間が終わるとアマプラを抜けました。
この感覚に近いものは動物戦隊ジュウオウジャーでバングレイに痛めつけられる大和先生のあたりでも感じましたが、やはりというかこれを超えるものにはまだ出会えていません。単なる辛い展開なら辛いとなるだけなのにどういう違いなのか、こうして記事まで書いてみましたが、まだ答えがつかめているようでつかめていません。
これと言ってオチのない話ですが、自分語りにすぎないので大目に見てください。
それではまた。
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