タイトル通りです。今年も様々な漫画に出会えました。今年読んだ漫画のベスト3、そこから今年気になった漫画をぽつぽつとしゃべるみたいな内容で行きます。ネタバレ全開なので自己責任で
ランキング!
1.まちカドまぞく5巻
まあこれしかないでしょうという感じ、アニメ放送もあって一気に知名度も上がった作品だが、それに見合った内容となっています。5巻は特にシャミ子の力による事態の収拾と能力の危険さ、それにたいする千代田桃の回答など見どころが詰まって巻数を重ねるごとに加速度的に面白くなる素晴らしい作品です。余談ですがちよももの台詞がゲイツに似ており「オレたちのゴール2019じゃん」という謎の接触事故を起こしていました。これを当たり屋といいます。
2.キン肉マン67巻
キン肉マンVSパイレートマンの決着巻、オメガの使命の実態、明かされる目的と負けられない理由。パイレートマンは長い間星を救うための力を探し、ついに見つけたその力に結果的に失望し激高します。しかし心の底では泣いていました。相手が泣いているのなら、スーパーヒーローであるキン肉マンが手を差し伸べ、試合に勝たなければならないと読者に認識させ、マッスルスパークを決めて大勝利!キン肉マンの強さとは何なのかがよく表れていました。彼は心に愛のあるスーパーヒーローなんですよね。余談ですがこの次の巻が最初の40ページくらいアリステラがキレ散らかしているのも面白いところです。
3.不揃いの連理2巻
去年まで全くノーマークだったのですがツイッターで発見しそのまま思いっきりはまってしまった作品です。自分の本当に欲しいものを言えず利用され捨てられ続けたOL・伊織、実の姉である伊織にかなわぬ恋をした妹・沙織、伊織の行きつけの居酒屋の店員・南、施設で南と家族のように育った雫…いろいろと不揃いな女たちの恋愛模様を描いた作品。家庭環境が最悪だった女が好きなので施設に入ってる過去持ちの女組が好きなのですが、比較的普通の環境で育っているはずなのに根本が悪である沙織ちゃんが好きです(善の人間は居留守を使う相手の家の窓ガラスを石で割って侵入しないため)
ここからはちょくちょく気に入った漫画を
・のけもの少女同盟
病弱少女・桐原霞、彼女の生き抜いた日常の終わり、そして彼女が残したものと放課後文化研究会のメンバーのその後…。霞が最期の時間の使い方として選んだのが学校に行って友達を作るという夢をかなえるということだったという衝撃の展開。彼女の生き抜いたはたから見ればあまりにも短い時間は、確かに意味があった日常だった…。きららMAXの作品の中でも特に印象に残った作品でした。一年に二作品も主人公が死んで終わる雑誌があるらしいよ、こわいね。あとクリスマスにピッタリってこの漫画配信したCOMICFUZの人はいい性格してますね本当にね(初見のフォロワーが言葉失ってた)
・三者三葉とむすんで、つないで。
まんがタイムきららで15年もの間連載していた三者三葉の終了は一つの時代の終わりを感じました。そこからしばらくして始まった同作者の新連載では毎週の展開が予想がつかず、荒井チェリー先生は本当にレジェンド作家だということを思い知らされました。私は荒井チェリー先生の作品はだいたい全部持っているのですが、それでも完全に予想外の方向から殴られて毎回泣いていました。やっぱりベテランは強いね…。
・僕の心のヤバいやつ
更新されるたびにTLが阿鼻叫喚になる作品、山田の市川への距離が近すぎるというかなんでその行動取った!?みたいなのが平然とお出しされて感情がめちゃくちゃにされます。このままだと市川が襲われるのも時間の問題だと思うけどどうします???????
・雨でも晴れでも
総合タワーリシチでおなじみあらた伊里先生の新作!ヤングコミックで連載されていた「とどのつまりの有頂天」が電撃大王に移籍しリニューアルした形となった作品。家庭環境が最悪な女が好きなのでまあ推しますよね。ハイテンションなギャグとしっとりとした主人公周りの百合描写等が程よく混ざり合って非常にテンポよく読める作品なので追いかけてほしいですね。
あとはフォロワーに勧められた作品が続きの単行本が出なくなってからしばらくたつやつ(よろずやベガス)だと読んだ後に気が付いて「よくも騙したなああああああ!!!!!」ってキレかけたり(騙されたわけではない)好きな作品がもろもろの事情で三巻乙食らったり(どうして私が美術科に!?)と色々ありましたが、おおむね豊作だったと思います。社会人になって財力がアップしたからスターマイン一気買いとかしたしね…。
では短いですがこのあたりで、これが今年最後の記事になるともいます。
良いお年を!